2005年12月20日 会員 各位 災害委員会市民講座WG主査 林 康裕 2006年度支部企画案の募集について わが国は,今後数十年の内に南海トラフの地震をはじめとする大地震に必ず見舞われることが予想されています。この来るべき地震に備えるためには,都市の耐震改修をはじめとする防災対策の促進を行い,災害に関する知識を市民と共有しておくことが有効かつ重要です。 一方,建築学会の活動として,学会がこれまでに蓄積した知識を学会員に限らず,広く一般市民にも伝えることが求められております。そこで,今年度より本WGが設置され,3年間にわたってシンポジウムや市民講座の企画・実施等を行っていくことになりました。既に10月14・15日には,北海道支部が北海道奥尻町において「津波防災シンポジウムin奥尻」を開催し,世代を超えた多数の市民の参加を得ております。また,明年2月3日には震災対策技術展横浜会場において,「来るべき大地震に対する都市と木造住宅の備え」と題した講演及びパネルディスカッションの開催を予定しております。 2006年度の市民企画講座WGにおきましても,引き続き市民に対する地震防災対策の啓発・普及を促進するような企画を各支部から募集し,開催費用を支給するなど,地方の防災力向上のための活動を実施してまいります。これまでに,このような活動が必ずしも十分でなかった地方での企画を優先に,2〜3件程度の企画を採択し,経済的支援だけではなく,必要であれば人的支援も併せて行っていくことを考えております。 つきましては,本WGの活動主旨をご理解いただき,支部企画にご応募下さいますようお願い申し上げます。応募用紙提出期限は,2006年3月31日(厳守)とし,ご応募いただいた企画は,2006年4月中旬頃にWGで検討の上決定し,採否をお知らせいたします。 【応募方法】 ・各支部からの応募用紙提出期限は,2006年3月31日(厳守)とします。各会員が応募される場合には,必ず所属支部を通じてご応募ください。各支部への応募方法は各所属支部事務局へお問い合わせください。 ・各支部会員,各支部もしくは複数支部連携の企画を申請ください。一支部からでも複数企画にご応募いただけますが,開催主旨に則った企画であることにご注意ください。ただし,開催時期は平成18年度中とし,期間は問いません。 ・ ・応募企画を災害委員会市民講座WGで審査の上,2〜3件を採択し,企画交付金を各支部事務局または応募者に支給します。ただし,予算総額は100万円で,申請額より減額して支給されることがあります。 【応募用紙】 本ページの添付ファイルをダウンロードしてご利用ください. 【参考】 ご参考までに,昨年度実施した北海道支部のシンポジウムの報告を添付ファイルとして掲載しました. |